
📚「国語力」と「プログラミング」ってつながるの?
理系だけじゃない、言葉の力を育てる学び
🤔 「プログラミング=理系の学び」?
保護者の方からよくいただく声に、
「プログラミングって理系が得意な子のものじゃないの?」
という疑問があります。
でも実際は、プログラミングは国語力とも深い関係があります。
🧩 プログラミングで育つ「国語力」とは?
1️⃣ 論理的に順序立てて考える力
→ 国語の読解問題でも「なぜそうなるのか?」を筋道立てて考えることが必要です。
Scratchでキャラクターを動かすときに「まず◯◯をして、それから△△をする」と順序を組み立てるのは、文章の構造を理解するのと同じ力です。
2️⃣ 自分の考えを整理して伝える力
→ プログラムを人に説明するとき、「こうすると、こう動きます」と言葉で伝える練習になります。
これは作文や発表の力にもつながります。
3️⃣ 物語をつくる力(表現力)
→ Scratchで「キャラクター同士が会話するストーリー」を作るとき、国語の物語文の要素がそのまま活きます。
登場人物・設定・会話・オチを考えることは、創造的な国語の学びでもあるのです。
💻 教室での実践例
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Scratchコースでは、オリジナルの物語ゲームを作る授業があります。
例:魔女がポーションを集めるストーリーに、自分でセリフや展開を考える。 -
Pythonコースでは、コードの中に「コメント」を書く習慣があります。
これは「なぜそう書いたのか」を言葉で説明する練習です。 -
Robloxコースでは、作ったゲームを友達や家族に遊んでもらい、
「こういうルールなんだよ」と説明する体験が、自然に国語力のトレーニングになっています。
✨ まとめ
プログラミングは、単なる「理系の勉強」ではありません。
順序立てて考える力・伝える力・表現力といった、
国語の学びとも直結する力を育てます。
お子さんがプログラミングに取り組むと、
「文章を読むのが苦手」「説明するのが恥ずかしい」という部分にも、
意外な形で自信が芽生えるかもしれません。