オンラインゲームや動画サービスなど、インターネット上でアカウントを作る機会が増えています。
ゲームを楽しむために、メールアドレスやパスワードを登録したことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、こうした情報が外部に漏れてしまう「情報漏洩」が、近年大きな問題となっています。
今回は、大手ゲーム会社で実際に発生した情報漏洩のニュースをきっかけに、親子で考えたいインターネットの安全についてご紹介します。
🎮 大手ゲーム会社で約1,177万件の情報漏洩
2026年10月22日、ゲーム会社のカプコンは、オンライン会員サービス「CAPCOM ID」が不正アクセスを受け、利用者の情報が外部に漏洩したと発表しました。
漏洩が確認されたメールアドレスなどの情報は、世界全体で約1,177万件にのぼります。
さらに、一部のアカウントではパスワードが不正に変更され、10月23日の続報では、19件のアカウントから氏名や住所、購入履歴なども漏洩したことが明らかになりました。
なお、利用者が設定したパスワード自体の漏洩は確認されておらず、クレジットカード情報も今回の漏洩対象には含まれていません。
大きな会社が運営するサービスでも、こうした問題が起こり得ることを示すニュースとなりました。
🔍 情報が漏れると、何が起こるの?
「メールアドレスが知られるくらいなら、大丈夫なのでは?」と思うかもしれません。
しかし、漏洩した情報が別の犯罪に悪用される可能性もあります。
例えば、実在するゲーム会社を装って「アカウントに問題があります」「パスワードを変更してください」といった偽のメールが届くことがあります。
メールに書かれたリンクから偽物のサイトに誘導し、パスワードなどを入力させて盗み取る手口は「フィッシング」と呼ばれています。
今回のカプコンの発表でも、不審なメールやショートメッセージ、電話などへの注意が呼びかけられています。
🔐 親子で確認したい3つの安全対策
インターネットを安全に利用するために、ご家庭でも次の3つを確認してみましょう。
① パスワードを使い回さない
複数のサービスで同じパスワードを使用すると、一つのサービスで情報が盗まれた場合に、ほかのアカウントまで狙われる危険があります。
サービスごとに異なる、推測されにくいパスワードを設定しましょう。
② 怪しいリンクをすぐに開かない
「今すぐ確認してください」など、急いで操作するよう求めるメッセージには注意が必要です。
メール内のリンクをそのまま開くのではなく、公式アプリや自分で確認した公式サイトから情報を確かめましょう。
③ アカウントの設定を保護者と確認する
二段階認証などの追加の安全対策が利用できる場合は、設定を検討しましょう。
また、子どもが利用するサービスについて、登録情報や公開範囲を親子で確認しておくことも大切です。
🌱 プログラミングと一緒に学びたい情報リテラシー
COG Jr.では、ScratchやRobloxなどを使い、子どもたちがプログラミングを学んでいます。
ゲームを作る側の仕組みを知ることは、デジタル技術への理解を深めるきっかけになります。
そして、技術を学ぶうえでは、便利な使い方だけでなく、安全な使い方を知ることも重要です。
自分の情報を大切にすること。怪しい情報をすぐに信じないこと。困ったときには周囲の大人に相談すること。
こうした情報リテラシーは、プログラミングと同じように、これからのデジタル社会で役立つ力です。
ゲームやインターネットは、正しく使えば楽しく、学びの可能性を広げてくれるものです。
今回のニュースをきっかけに、ぜひご家庭でも「自分のアカウントを守るにはどうしたらいいかな?」と、お子さまと話し合ってみてはいかがでしょうか。
参考資料
株式会社カプコン「不正アクセスによるお客様情報漏えいのお詫びとお知らせ」(2026年10月22日)
https://www.capcom.co.jp/ir/news/html/261022.html
株式会社カプコン「不正アクセスによるお客様情報漏えいのお詫びとお知らせ(第二報)」(2026年10月23日)
https://www.capcom.co.jp/ir/news/html/261023.html


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